上棟を2週間後にひかえ、大工さんの作業場へ作業状況を見学にいってきた。
まず驚いたのは大工さんの事務所のまわりの景色の美しさ。こんなところで仕事ができ、日々生活を行っていけるとは何ともうらやましい。

最初に見せていただいたのは土台のヒバ。色白な美しい木だった。こちらに防シロアリ用の炭を塗る。この作業は当初大工さんに行っていただく予定にしていたが、「自分で手をかけていけば愛着がでる」との大工さんのアドバイスもあり、自分たちで塗ることにした。

次はリビングで見える梁。こちらは杉。木は白い部分「白太」が少なく、赤身が多い、しかもその赤が濃いほど、太いりっぱな木から作られた強くいい木の証拠。最初は白太と赤身の色差があるが経年で白い部分は赤みを増し、赤い部分は色が抜けて、ちょうどバランスがとれてくるということだ。その変化がまたおもしろい。
この梁は赤身の多い、目のきれいな、すばらしいものだった。杉の木に触っていると手がすべすべしてきて気持ちがいい。床もすべて杉だが、夏場のじめじめ感、冬場の肌寒さもなく気持ちよく過ごせるという。きっとこんな感じなのだろうなと実感できた。


また、ここには新月に切った木「新月の木」も何本か用意されていた。ヨーロッパや日本でも古くから新月に切った木は割れにくく、虫もつきにくい、法隆寺の柱も「新月の木」で作ったと言われていると建築家に説明いただいた。
そして柱。事務所に着いて最初に柱を見せていただいたが、いろいろお話を聞いた後でみると全く違うように見えきた。今回柱に使われる木は節は多いが、死に節が少なく丁寧に育てられた木だということ。リビングなどに使う柱を10本ほど選んだ。



大工さんにお会いするのは契約のとき以来。契約のときはこちらも緊張していたのであまりお話ができなかったが、今回滞在2時間ほどお話をうかがい、また秘蔵の木なども見せていただいた。木のお話をされているとき本当に楽しそうなこの人柄が大好きになった。これから長いおつきあいになる方がこのような方でよかった。現場でいろいろお話をうかがえたらと思う。
大工さんのところからの帰り、現場へ立ち寄った。金曜日に方がとれ、地下室ができあがっていた。

再振動の成果か気泡もなく、継ぎ目もほとんどわからない。きれいに出来上がっていた。少しコンクリートの量などが足りないところがあり、そこを直してきれいにすれば出来上がり。来週からは埋め戻しの作業に入る。

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