私はできあがりつつあるこの家をとても気に入っている。その気に入り具合は形が見えてくるにつれ増していく。
上棟のとき、その形の美しさに感動した。大きさ、形のバランスが絶妙で本当に美しい立ち姿。
そして昨週、外壁が張られた。外壁は黒のガルバリュームである。この土地は自然の色が豊富だ。その中で人工の色は浮いてしまい違和感を生み出す。唯一、自然色の中に違和感なくとけ込めるのが黒である。周りの色を引き立たせ、かつ自身も埋もれてしまうことはない。色を決定するときは小さなサンプルを見て決定するが、これが大きな面となったとき、どのような色になるかを想像するのは難しい。今回のこの色は正解だった。
これで完成時の外観が見えてきた。余分なものが何もない、シンプルな美しさ。形のよさがよく出ている。外観は思い通り完璧、いや、それ以上だ。




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