最近、犬のブログになっているので、ここらへんで少し家の話をしよう。
今日「なぜここに家を建てたのか、ここでどんな生活をしたかったのか」というテーマで文章を書くという宿題をもらった。実際に提出するものは家人に任せようと思うが、私なりにここで書いてみようと思う。
私がこの街にやってきたのは小学校へ入る1年ほど前だった。それまで住んでいた大阪は記憶にうっすら残る程度だが、田舎で畑や田んぼに囲まれたところだった。家は平屋だったが、庭も広かった。夕方母や姉と田んぼのれんげを見ながら、散歩をするのが好きだったように思う。ところが、こちらへ越して来て住むことになったのは街のど真ん中。アスファルトの道路に囲まれ緑はなく、家には土の庭もなかった。周りは車の音やカラオケ、人の話し声など、人工音がうるさい。とにかく静かなところに住みたい、自然の緑に囲まれたところに住みたいというのが夢となった。
自然へのあこがれは強かった。会社勤めをやめたのも、オフィスの中にいると外で雨が降ってるのか、お日様が照っているのか、暖かいのか、寒いのか全く感じられない、そんな自然の空気が感じられない生活がとてもストレスになったからだった。
結婚をして住んだのは10階建てのマンションだった。実家ほどうるさくはないが、敷地内を新幹線が通っていた。そして今度大きなストレスになったのは人との関わり合いがないこと。自分の部屋以外はどんな人が住んでいるのかも知らない、町内の人とも全く関わりはない。道で人に会っても知らない人ばかり。挨拶もしない、話もしない。そんな人との関わりのなさがしんどくなった。
家を建てようと決めたとき、このストレスを解消できる場所を探すことが最初の課題となった。自然に囲まれた場所、車やカラオケなどの人工音のない場所、そして人との関わりを持てる場所。これからの生活を決める土地探し。安易に妥協はできなかった。

コメントを投稿
(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)