「こぐ」とは引っこ抜くという意味。ここへ来て覚えた言葉。
ここへ来てからずっと東隣の土地を畑として借りたいと思っていた。しかし持ち主が首を縦に振ってくれず保留。今年に入ってから戦術を変え、アキさんに持ち主と交渉してもらうことにした。そしてこの週末、やっと持ち主から了解を得た。念願の畑である。
が、この土地には大きな問題が。それは長年手入れをされず、2mほどまでに伸びたお茶の木。

コータくんのお母さんは自分たちで抜くのはたいへんだから業者にお願いしたらと言ってくれた。我々もそのつもりでいた。しかし、それは間違い。我々に選択の余地はなかった。
土曜日の昼前、アキさんの軽トラがやってきた。「業者?ダメダメ、自分たちでゆっくりやればいいよ」。軽トラの荷台には既にお茶の木をこぐ道具、チェインブロックが積まれていた。
道具は3本の柱と留め具、そしてチェインブロック。その他、ショベル、つるはし。

まず3本の柱を留め具でつなぎ立てる。その間にチェインブロックを引っ掛ける。

抜こうとするお茶の木を3本の柱の中になるよう柱を移動させ、お茶の木の根元近くにワイヤーを巻く。ワイヤーの端をカギに引っかけ、チェインブロックを巻き上げる。すると、こうなる。


この後、つるはしで土を落とし、枯れて燃やせるようになるまで放置する。
また、作業が進むと、お茶の木を抜いた場所に穴ができたり、元々畑の柔らかい土のため、柱が沈んでしまうことがある。そんなときは柱が沈まないようにショベルで止めをする。それを1本1本やっていく。お茶の木は根が強く、チェインブロックでやらなければ抜けないそうだ。
私の作業は伸び放題になったお茶の上の部分を剪定バサミで切り落とすこと。かなり太くなった部分もあり、手が筋肉痛だ。
それでも週末2日間で十数本こいだ。鬱蒼としたお茶の木がなくなると庭からの景色もいっぺんする。

昨日は自治会の会合があったため、この作業を夕方までして、家人とビーちゃんのご飯を準備し、5分でお風呂に入りでかけた。今までも充分に忙しかった日々がまたまた忙しくなる。とても楽しい忙しさだが。
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